でも事務員は自分だけ。ほかは男性で技術者、しかも、ほかの会社の正社員で
派遣先との契約が切れれば自分の会社に戻るわけ。
いわゆる世間で言う派遣社員とはえらい違い
だけど、派遣先の社員から見ればみんな同じで、私も某派遣会社の正社員だと思っている人もいる。
派遣会社からきている派遣社員というのは、仕事がある間だけ派遣会社と
契約を結ぶので、それ以外の働いていない期間は無関係の人なわけだ
派遣会社は派遣先から仕事をもらっている間、派遣先と派遣するスタッフの双方と契約を結ぶ
だから身分証明書になる類のものはどこからももらえないし、契約が終われば無職だ
気の持ちようによってはフリーランスで働いてるようなものだけど、
たいていの人の認識はバイトに近いものだろう
その要因には「いやならやめて良い」とかの、仕事内容がスタッフの重視する条件に
合わない場合には、トンズラできるといったある種のお気楽さが派遣であることの
大きなメリットとして謳われているからだろう
でも、"仕事がいやでも自分じゃやめられないから、もともと条件としてやめられる
ことになっている派遣社員を選ぶような人"、というのは面倒くさがりも
いるだろうけれど、まじめで気の弱い人も相当数含まれると思う。
そうなると仕事をやめたいと思っても、持ち前の（かどうかは知らないけど）
責任感が頭をもたげてきてなかなか実行できない。
それに結構良く働いたりもするものだから重宝がられる
自分ではそれなりの自意識をもって、仕事に取り組んでいるつもりでも
正社員や、派遣会社から見れば安く使える捨て駒の一つであり
世間から見れば「バイト感覚で働いている」なのである
フリーランサー的意識を持った派遣社員が胸を張って働けるような土壌ができればいいと思う
そのときにはもちろん、自由に働きたい派遣社員とはお互いに一線を画したいところ
