ガス冷蔵庫からにゃんにゃかにゃーん

猫(飼ってない)とか身の回りのこと

素の自分を出すべきなのかどうか

結構気短*1なのだけれど、今の派遣先では本当に頭にくるようなことは限られたパターンしかなくて、それからもここの所ずっと解放されていたから「最近自分は(会社では)怒っていない」と思っていた。でも傍から見るとそうは見えないらしく、本当に頭にきてプリプリ怒っていたら一体どう言う風に見えるのだろうかと心配になる。
自分はあまり感情を表に出さないのが美徳だと思って育ったので(体得しているかどうかは別にして)、自分の素のままに喜んだり怒ったりしている人を見ると、よくスポイルされずに来たもんだ、と思っていた。でもよくよく見ていると、怒っているより笑っているほうが人好きがするのは当たり前だけれど、喜怒哀楽がはっきりしているほうが好まれるみたいだとある日気づいた。感情的じゃない人がよいというのは、自分が人の感情に流されやすいと言うか、あてられやすいからだったのかもしれない。
親密になったり、心を開いたりする上で、自分を見せることが大事なのは承知しているのだけれど抵抗は大きく、つい感情のままに振舞ってしまうと「ああ、やってしまった」と結果がどうであれいたたまれない気持ちになる。本来はおしゃべりなのだけれど、こんな調子でちょっとした世間話が苦手なのでよその部署に問い合わせしてるうちに仲良くなったりとか、出入りの業者とか、店員さんとかと仲良くなるなんて言うのは私には不可能な技だと思う。適度な自己開示に自信が持てるようになれたらもう少し気楽に生きられるだろうな。

*1:きみじか