ガス冷蔵庫からにゃんにゃかにゃーん

猫(飼ってない)とか身の回りのこと

会社と法律

会社に対して法的手段を講じたことがある。裁判までにはいたらなかったものの、半年くらい掛かった。最終的には自分の言っていることが正しいと第3者に認めてもらえる形になったので満足している。向こうが自分で出てこないで弁護士を雇ったところも、けちな社長にダメージを与える事ができた点だと思っている。話し合いをしているときにはかなり精神的に応えたしもう二度としたくないとも思っているけれど、自分の権利を踏みにじられたときにはやはり黙っているべきではないと思う。

話し合いを続けているときに、親戚から「そんなことをしていたって次の就職に不利になるだけだ」と言われてすごく腹が立った。「正しいことをして受け入れられなくなるような社会だったら受け入れていただけなくて結構」と返事をした。今もその気持ちは変わらない。怒りの沸点が高くはなったと思うけれど。弁護士会の人に同じようなことを言われたけれどその言葉の裏には「あんな連中にかまうだけあなたの損だ」という意味がこめられていたように感じて、親戚のときとは違って素直に受け入れられた。いろんな人たちを見てきたであろう弁護士に言われると重みが違った。事務員の人も自分のことを覚えていてくれて気遣ってもらった。それまでの人生で一番の苦境に、身内よりも他人に救われたことで立ち直るまでの時間が短縮されたと思う。

相手の会社がどうなったか気になる時があるのでたまにHPを検索する。会社のサイトは業務内容がガラッと変わってからはずっと更新が無く、名前で検索すると肩書きが変わっている。仇敵の動向を気にするなんて後ろ向きな事はしないほうが良いのかもしれないけれど。

[追記]
この一件で就職活動に支障をきたして今に至る、訳ではない。
自分の職場を選ぶ眼に自信は無くなったけれど。