派遣で仕事を探すときに、オフィスが禁煙とか、新しいビルがいいとか、立地条件が選べたりする。社員として働くときも重要なファクターだと思うのだけど、転職の時には福利厚生や賞与なんかは載っているけれど、こういった条件では検索が出来ない。
長く働くのだったら環境がいいほうがよいと思うのだけど。
会社が移転する場合などに、条件が合わなくなるからといって社員に辞められたんじゃたまらない、といったこともあるのだろうけれど、どうも私には
- 社員として働くなら、やりがい第一、給料第一、環境は2の次で多少悪くても忍の一字
- 派遣だったら仕事が選べるし、わがままにもあわせます。でもお給料は安いから
どちらも帯に短しタスキに長し。果たしてお給料・賞与と職場の物理的環境というのは交換条件になりうる物なんだろうか。
社員でも派遣でもおなじキーで探せて、その上で自分にとって何が大事かで職やワーキングスタイルを選べるのが本当なんじゃないかと思う。だって、例えばタバコの煙が苦手だけど正社員希望の人は、自分がいいと思う会社に片っ端から電話をかけて問い合わせをしないといけなくなってしまう「御社は禁煙ですか？」と。
社員になるならそのくらいできないと、という人がいるかもしれないけれど、職種や社風にによってはそこまでのガッツは求められていないと思う。
この場合は嫌煙権＝わがままってことはないだろうと思うし、派遣とわがまま志向を結び付けられるのは心外。だってどこに行ってもうまく溶け込まないといけないのだから、一社で長く勤める社員よりも積極性と柔軟性が必要だともいえるから。
派遣社員はわがままだ、と実際にいわれたわけではないけれど、なんとなく一般的な捉えられ方としてそういった傾向があるように感じるので書いてみた。
