ガス冷蔵庫からにゃんにゃかにゃーん

猫(飼ってない)とか身の回りのこと

面談

社員がリーダーと面接していた。組織が今の状態になってから一度もしたことがなかったのに、それどころか彼のホームは遠隔地でめったに東京に顔を出すこともなかったのに。ついでとばかりに私とも面接した。

いまさらなんだよ、と思っていくと、契約を終えるにあたってこのグループに必要なことは何だと思うか言って行けとの事。「すぐサボりたがる人を放逐すること」ともいえないので、「お互いの仕事にもっと興味を持って助け合うべきだ」と言っておいた。もっと早く聞けよ。

「物の見方が客観的だ」「筋道が通っていて分かりやすい」とかいろいろ褒めてもらったけど、これはリップサービスでしょう。

面接後「すぐサボりたがるひと」に売店へ誘われていくと、案の定面接の内容が不満だったらしく、何やかやと言っていた。彼女が不必要だと思う仕事をリーダーは大事な仕事だといい、その一方で他部門で担当できるような仕事はそっちでやってもらいこちら(何でも屋的なことをしてきたグループ)では引き受けない、と言っていて、彼女いわく「矛盾だらけ」なのだそうだ。だから「あなたの思う不要な仕事とリーダーの考えるそれとが違うんでしょう」と言っておいた。彼女はすぐサボりたがるし、責任は負いたがらないくせに、その一方で華々しい重要な仕事を受け持ちたいと望んでいる。両立し得ない二つを欲していることを彼女はたぶん自覚していない。でも周りの人はいざとなると前者が圧倒的に優先されて姿を消すことを知っているから重要なことは頼まない、頼めないのだ。

出来ないことはしなくて良いようにしてもらえてるわけだから、ある意味非常に幸せなのだけど、彼女にしてみればご不満なのだろう

彼女の言うことに一度だって同調していない私にこぼすのもどうかと思う。