ガス冷蔵庫からにゃんにゃかにゃーん

猫(飼ってない)とか身の回りのこと

高齢者所在不明問題

100歳超のお年寄りが実は結構な人数行方不明だという話。
年金不正受給とか届出をしてないとか言うけれど、どれだけの人が人が死んだときの手続きを把握してるだろうか。
役所に行って聞けばよい話だけれど、進んで行きたい人もいないだろう。お金が無くて保険料を払っていない人とか。
遺族が年寄りならば、理解力が劣るだろうし、障害者の場合もあるだろう。


失踪宣告のことはドラマや小説に出てくるけど住民登録の削除をして「どこにも住んでいないことにする」手続きは知らなかった。
でも住民登録だって、親の住民登録の削除は「親が死んだ」という決定を自分が下すこととほぼ同義になる。どんなに介護が大変だったとしても、嫌いだったとしてもその責任を自分が負いたいとは思わない。


葬式が出せないなら、荼毘に付すのと葬式を分けて、火葬だけは無料にすればいい(いくらかかるのか知らないけど)。そうすれば亡くなった、という事実はつかめる。
存在の有無を確認するのは役所の仕事だろう、姿が見えないことを把握して留保しておけば年金もとめられるし、警察と連携して無縁仏の身元確認も進むだろう。

国民(住民)の主体的な申し出にだけ頼る制度ではないと思う。