「私の若いころはそんなに甘くなかった/そんなことはしなかった」的な発言が老害といわれる
例えば風邪でも出勤するとか、男に家事を手伝わせるとか
確かに時世には合わないし古臭いかもしれないけどそれは、その人も嫌だったし抵抗があった、つらかったからこそ出る発言なんじゃないかとおもう
なんとも思ってなかったらそんな言い方はしないのではないだろうか、想像するに
理解できなくてぽかんとするとか、「へー」と受け入れるとか
自分が我慢したんだからお前も我慢しろ、というような言い方をするのは間違っているけれども、発言者の中には少なからず、本気でそう思っているわけではなくてうらやましい気持ちで反感を持っているかのような言い方になっている人もいると推察する
その年かさの人が我慢を強いる世の中にしたわけではないし、腹を立てた若いのが世の中を変えたわけでもない、大勢の人がいる時間の流れでそうなってきただけなのだから個人間で正しい正しくない時代遅れだ甘いだなんだと争わなくてよいと思う
だから、提案としては風邪(体調不良)なら
「(大変でしたね)体調が悪かったら休んでくださいね」
家事なら
「今からでも手伝ってもらいましょう」
とか、どうだろうか
本気の老害の人でも、もしかしたら少しは「ああそうか」と気づく人がいるかもしれない
年かさなことは害じゃないと思う
まあ今は人数が違うから邪魔なのかもしれないけど、年齢層が上の人が害であるという短絡な呼称を定着させてしまうと、今そう言っている人たちが年取った時に自動的に害とみなされてしまうことを、若いうちは難しいと思うけど、想像してほしい