だから、「あまり休まない人」という注文がつくことがあるらしい。
私も「派遣先からそのようにいわれてますが、○○さんは大丈夫ですか？」と
顔合わせ前の段階でいわれたことがある。
健康自慢の人でもない限り、これから先のことなんてわかるわけがない、
と正直言って思う。20代の間は健康自慢の人でも30越えたらガクッとくることだって
あるだろう。
私の場合はあまり深く考えなければ、「はい、大丈夫です」と答えられる程度の健康体
ではあるが、深く考えるたちなので「んー、まあ、平気、だと思い、ます。はい」位の
返答をしてしまう。そういうことを聞いてくる派遣先に行くと、前任者が
体調を崩してよく休んだか、社員がよく休むのでその穴を埋めるために派遣を使う、ということがある。
本当に体調が悪くて休みがちな人もいるけれど、そんな人でも100％病欠ではなく
サボっている日もあるわけだ。派遣社員がそんなことをしたらすぐ首になりそうだけれど
意外とそうならないときもある（派遣先の上司に気に入られているとか）。
社員ならなおさらだ。
時々思うのだけど、サボっているやつを無理にでも出勤させれば
派遣なんか雇わなくてもすむんじゃないか。
そんな悪意のある考え方をするのは、もちろん私の性格の問題でもある。
それに加えてすでに述べたようなあいまいな健康度だからでもある。
つまり、結構不調なときも多いが、休むほどではない、休むのをなんとも思わない
人は休むのだろうけど、という状態が年中なのだ。「○○さんって休まないよね」と
言われているその時にめまいでふらふらだったり、みんなにおやつを配りながらも
下痢腹だったりするわけだ。それでもある程度の期待をもって雇われている以上は
そうそうは休めない。時間給だし。
時間給でも休む人は休む。週休5日とか、毎日午後から来て2時間くらいしか働かない
とか。私はそんなことしていたら暮らしていけない、いくら実家で家賃要らずとは
言え、いくらかは家に入れているし、もちろんお小遣いなんかもらっていないし
貯金もしたい。
仕事とお金に対するスタンスは同じ時給労働者でもずいぶん違うものだ、
ということを使う側にも考えてほしい
